茶樹は毎年摘採を行うと、次第に枝が細く密生して葉が小形になり開葉数が少なく収量も落ちてきます。
また、年々樹高が高くなり、摘採しにくくなってきます。
品質向上と収量維持、作業条件から見た適正な樹高を保つために、枝や芽の状況などを見て株面を刈り落とすこと(剪枝)を更新といいます。
更新は、剪枝の仕方によって、浅刈り、深刈り、中切り、台切りの4つに分けられます。
更新は茶樹がいちばん活発に活動する秋に、成熟した葉を多く求める事が必要とされます。
秋までの時間が確保されるほど樹勢が回復することから、一番茶が終わったら、速やかに行うのが良いとされています。
画像は「中切り」作業となります。