和紅茶や玉緑茶、釜炒り茶など野…
土壌の化学性の改善
この季節、二番茶のための「お礼肥」として硫安などの速効性の化学肥料を施用することが多かったのですが、最近の研究から茶樹は6~8月にかけては土壌由来窒素いわゆる地力窒素を積極的に吸収することが明らかになったことから、土壌の化学性の改善を目的とした施肥に切り替えました。
「土壌の化学性の改善」とは「土壌改良」とも呼ばれ、土壌診断の結果から過不足を見て行います。
化学性の値としては、pH、窒素、リン酸、カリ(石灰)、マグネシウム(苦土)などが主な成分です。
土壌改良を行う時期にこだわる必要はありませんが、一般的に秋肥をやる前に行います。
我が家では窒素肥料を多量に施すことにより、苦土が溶脱して欠乏していることからマグネシウムを補充しています。