生の知識が得られる

 
昨日、東京都立産業貿易センターで開催された、「シングルオリジンティーフェスティバル」に行って来ました。
これは茶樹の品種や、 生育される土壌や気候などの環境、製茶の仕方の違いなどにより 多種多様なキャラクターが作られ、様々な香りや味わいをよりダイレクトに楽しめることができるイベントです。
「シングルオリジンティー」とはブレンドや着香されていない茶のことを指します。
茶葉は産地によって狭山茶、静岡茶、ダージリンやアッサム、ウバなどの名前が付けられていますが、これらの中にも茶園がいくつも有り、各々で全然味が違います。
世の中に出回っているメーカー茶のほとんどは、専門家が様々な茶園の茶葉をブレンドして、一定の品質を保つようにしています。
これは日本茶においても同様な事が言えます。
「自園・自製・自販」という経営形態で狭山茶に携わる自分としては、紅茶だけにとらわれずに、薫り高い品種茶に微発酵茶、全てにおいて茶の持つ魅力、多様性が再発見できた日です。
 



 
 
生産者さんや紅茶の輸入元さんと茶葉について語りながら、テイスティングできる企画。
それぞれが「逸品」で、本やインターネットには載っていない生の知識が得られ、素晴らしい時間となりました。