和紅茶や玉緑茶、釜炒り茶など野…
あと一歩
11月13日に静岡にある静岡茶市場で開催された「第 32 回全国茶生産青年茶審査技術競技会」に、弊社6代目横田貴弘が埼玉県の選手の一人として参加してきました。
これは日本茶業の振興・発展に資するため、全国茶生産青年団が主催する全国茶生産青年茶審 査技術競技会において、茶の生産及び加工に携わる茶業者として茶の審査技術及び判定能力を競うものです。
競技方法は
第 1 審査(外観による生産府県別判定競技)
ア 10 種の試料茶を 5 種ずつ 2 ブロックに分け、競技を行う(各ブロックの 5 種 は生産府県名を審査直前に掲示して発表する)。
イ 1 点の審査時間は拝見 30 秒、解答 30 秒とし、その生産地を判定する。
第 2 審査(煎出液による生産府県別判定競技)茶歌舞伎方式
ア 第 1 審査のブロックごとに、1 ブロックにつき 2 回ずつ計 4 回の審査を行い、 その生産地を判定する。
イ 1 回の審査につき、5 煎 5 種を服用するが、各ブロックの 2 回目の 5 煎目につ いては省略する ものとする。
ウ 煎出方法は、茶量 10g、浸出時間 90 秒間、湯量 300ml とする。
エ 1 点の審査時間は、服用 30 秒、解答 30 秒とする。
第 3 審査(煎出液による品種別判定競技)
ア 審査直前に、使用する 5 種の品種名を掲示する。
イ 5 種の試料茶を、それぞれ 2 回服用し、品種を判定する。
ウ 1 回の審査につき、5 煎 5 種を服用するが、各ブロックの 2 回目の 5 煎目につ いては省略するものとする。
エ 煎出方法は、第 2 審査と同様とする。 オ 1 点の審査時間は、第 2 審査と同様とする。
というもの
また茶の審査技術及び判定能 力が特に優秀と認められた者に対し、次に定める段位認定基準により段位を認定授与することになっていますが、弊社6代目は40点満点で27点
残念ながら総合計得点に より認定基準である7割に達しなかったことから、あと一歩というところで今年の昇段は見送りとなってしまいました。
この悔しさをバネに来年への大会に臨んでほしいと思います。
競技会後、各地の若手茶生産者が交流する「茶業青年の夕べ」においては、久しぶりに飲むお酒に酔いが回ったそうです。
「美味しいお酒」だったのか、それとも「やけ酒」だったのか…