和紅茶や玉緑茶、釜炒り茶など野…
茶の防除体系が大幅に変わりそうです。
茶の難防除害虫クワシロカイガラムシに高い効果を示す新規農薬製剤「プルートMC」が届きました。
この薬剤は、昆虫成長制御剤ピリプロキシフェンを有効成分とする新しいタイプの茶のクワシロカイガラムシ専用の防除剤です。
クワシロカイガラムシの成虫越冬休眠期(1~3月)に1回散布するだけで高密度の抑制効果を示します。
プルートMCは、長期間効果のある防除剤で残効による待ち伏せ型防除ですので、幼虫の孵化時期を見極める必要がなく防除時期を逃がす心配はありません。
これにより散布回数を削減でき、忙しい夏場の散布作業から開放されます。
プルートMCは、茶害虫の天敵となる寄生蜂などにはほとんど影響が無く茶園に生息する土着天敵の保護・活用が可能です。
今年の「クワシロカイガラムシ」に対する防除体系が大幅に変わりそうです。