和紅茶や玉緑茶、釜炒り茶など野…
リード商品
静岡新聞によると、御前崎市で特産化が進められている県の奨励茶品種・つゆひかりの認知度向上を目指し、御前崎茶商組合(中山啓司組合長)が「ペットボトル入りつゆひかり」を開発したという。
3月から販売するそうで、組合関係者は「一番の目標はつゆひかりのリーフの需要拡大。ペットボトルには消費者をそこへ誘導する『リード商品』の役割を持たせたい」としているそうだ。
つゆひかりは静岡県茶業試験場が2000年に開発した早生品種。
御前崎市では同組合や行政、茶業振興協議会などで組織する普及会が、やぶきた一辺倒からの脱却に向けて02年に定植を始め、現在、市内の栽培面積は3・5ヘクタールにまで拡大。すっきりした味と美しい水色が、高い評価を受けているという。
一方で、「業界関係者やお茶好き以外の一般の人に、いかに浸透させるかが今後の課題となっている」(同組合)。ペットボトルに着目したのは幅広い世代に気軽に飲んでもらい、つゆひかりそのものを知ってもらうのが目的。販売時期を3月にするのは、4月下旬からのリーフの登場に弾みをつける狙いがあるとのこと。
この記事を読むことにより、生産家はペットボトルを敵対視しがちだが、リーフへの足がかりとさせる事により、日本茶の総合的な振興につながると考えていくことが必要というのが確信と変わった。