和紅茶や玉緑茶、釜炒り茶など野…
身を呈して・・・
緑茶のうがいがインフルエンザ予防に有効かどうかを調べる大規模な試験を、
静岡県立大薬学部の山田浩教授(54)らの研究グループが1日、
掛川西高校(掛川市城西)で始めたという。
生徒計308人が緑茶組と水組の2班に分かれて90日間うがいを続け、
双方の健康状態を記録し、比較するという。
緑茶のうがいは、緑茶に含まれるカテキンが、
細胞に吸着するウイルスの先端部を覆うことで、
ウイルスが細胞に入り込むのを防ぐため、
インフルエンザ予防に効果があるとされる。
山田教授によると基礎研究でカテキンの感染抑制効果は確認されているが、
「緑茶そのものの科学的な検証は世界初ではないか」との事。
試験に協力するのは本人が志願し、保護者の同意も得た1、2年生で
登校直後、昼休み後、下校直前の毎日3回、155人が緑茶で、
153人が水で、それぞれうがいをする。冬休み中なども自宅で続けてもらうという。
ただ残念なのが利用される緑茶が、JA静岡経済連の
静岡茶アルミ缶ボトル(490ミリリットル)を、1人1日1本ずつ使用ということ。
本来であれば急須で淹れた茶でやってほしかったな~と。