茶樹は毎年摘採を行うと、次第に枝が細く密生して葉が小形になり開葉数が少なく収量も落ちてきます。
また、年々樹高が高くなり、摘採しにくくなってきますので、品質向上と収量維持、作業条件から見た適正な樹高を保つために、枝や芽の状況などを見て株面を刈り落とすこと(剪枝)を更新といいます。
更新は剪枝の仕方によって、浅刈り、深刈り、中切り、台切りの4つに分けられます。
これらを総称して「茶園の若返り」とも呼ばれます。
これは「中切り」と呼ばれる作業で、地上30~40cmの幹の太いところでせん枝します。
2週間後くらいには若い芽が再生してきます。