和紅茶や玉緑茶、釜炒り茶など野…
茶の振興に法案・・・
民主党は、23日の同党農林水産部門会議果樹・野菜対策ワーキングチーム(WT、野田国義座長)とお茶振興議員連盟(森本哲生会長)の合同会議で、茶生産や茶文化の振興を後押しする「お茶の振興に関する法案(仮称)」を今通常国会に提出することを決めたという。
茶苗木の改植支援や6次産業化による新商品開発や輸出拡大に力を入れ、、輸出振興による茶農家の経営安定が柱となっているという。また茶の伝統や食育などの役割を踏まえた「茶の文化」の振興も強く打ち出すという。
茶業振興に向けては自民党も「茶業振興法案(仮称)」を策定していて、生産調整の方針や、基金の造成に対し違いがあるようで、今後の与野党協議を経て早期成立させたい考えという。
これは茶業が地域産業として重要な地位を占めているとともに、日常の喫茶の習慣や茶道など茶に関する伝統と文化が国民の生活に深く浸透し、国民が豊かで健康的な生活を送る上で茶が重要な役割を担っているにもかかわらず、近年、生活様式の多様化その他の茶をめぐる諸情勢の変化により茶業を取り巻く環境が非常に厳しいものとなっていることによるそうである。
法案による「茶業の健全な発展」も素晴らしいものだと思うが、自分達生産家も「日本茶」という伝統と文化に対し、危機感を持ちながら接する事も大切だと思う。