二番茶も終盤、碾茶用茶葉の摘採を始めました。
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被覆を1.5葉期に行い被覆期間 25 日間の直掛け被覆を行った茶芽は葉厚が薄くなり、緑色が濃くなっているのが分かります。
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「碾茶」とは石臼でお抹茶に碾きあげる前の原葉のことを言います。
茶園に覆いをし遮光をすることにより茶に葉緑素が増し、柔らかく鮮やかな緑色になります。また、渋味が押さえられ、甘味・旨味が強くなります。
この茶葉は、日本最北端の狭山碾茶工房「明日香」へ持ち込みます。
「明るい陽の光にかざした松の葉の透き通るような、味わいのあるあざやかな早緑(さみどり)色にも似た狭山の抹茶」が出来るのが、今から楽しみです