12月15日(日)川越の蓮馨寺…
特上くき茶・上くき茶ができあがりました。
茎茶(くき茶)は、文字通り緑茶の茎の部分を集めたお茶です。
棒状のお茶なので棒茶と言ったり、雁ヶ音(かりがね)と呼んだりもします。
水色が薄いので、味も薄いと思われがちなのですが、
甘みの成分であるアミノ酸を一番多く含んでいる部分であり、
また苦み渋みの少ない飲んで美味しいお茶です。
茎茶(くき茶)は、元来青臭くて多少の好き嫌いがありますが、
上等な茎茶ほど火入れをすることにより青臭さが甘い良い香りに変化します。
狭山火入れの技術によって茎茶のおいしさをさらに引き立てています。
深蒸し茶の茎茶ですから淹れ方は簡単。
深蒸しの煎茶よりすこし時間を長めに(45秒~1分間)じっくり淹れれば、
うまみの強い美味しい茎茶をお楽しみ頂けます。