茶の新植に生育促進や寒干害を軽減するために稲わらが利用されてきたが、近年稲わら資材が不足しつつある中で、稲わらと同等以上の生育促進効果のある被覆資材としてポリマルチ資材の利用が増えています。
幼木期の茶樹株元への黒マルチは、生育促進効果が高く早期成園化が期待できるとされています。
定植から2年
生育促進効果を期待して利用したポリマルチをそのままにしておくと、根系が浅くなりがちです。
根系が浅いと冬の干ばつ被害等を受けやすくなってしまいます。
茶園で干ばつ被害を回避するために必要な根域の深さは50~60cmと言われていますので、ポリ マルチを剥がします。