和紅茶や玉緑茶、釜炒り茶など野…
少し気が早いですが
今年のスギ花粉の飛散開始日の予測が発表されました。
東京都区部で2月8日から9日ごろ、山間部で2月11日から15日ごろとされ、例年よりやや早めだそうです。
飛散量は昨春の1.6倍程度で、例年の1.1倍程度となる見込みだそうです。
「花粉症」が起こるメカニズムは、外部から侵入してきた抗原(花粉)に対し、普通の人には全く害のない、花粉を外的と勘違いして生体防御のためにIgE抗体と呼ばれる抗体を作って反応します。
IgE抗体は、原因となる花粉との接触を繰り返すうちに体内に蓄積されていきます。この蓄積が一定の水準に達すれば、症状がでる条件が整い、この状態で再び花粉に接触すると抗原(花粉)とIgE抗体が結びついて花粉症の症状が現れるのです。
つまり、体に入り込んだ異物を撃退する体の防御反応(免疫システム)が、眼や鼻から侵入した花粉という異物を体外に押し出そうとしてヒスタミンなどの炎症性物質を放出して、鼻水・鼻づまり・目のかゆみ・くしゃみといった花粉症の症状が発生するのです。
このIgE抗体の働きを抑制するエピガロカテキン-3-O-(4-O-メチル)ガレート(EGCG4”Me)を多く含むお茶が「べにふうき緑茶」です。
このカテキンは通常「メチル化カテキン」と呼ばれます。
この「メチル化カテキン」がアレルギー症状の発現を軽減してくれるという臨床結果が発表されています。
また症状が出る1か月前から飲用を始めると効果が高いという結果も出ています。
そんな中、こんなペットボトルを見つけました。
アサヒ飲料から発売された機能性表示の新制度による“目や鼻の調子を整える”機能性表示食品 『アサヒ めめはな茶』
国産の「べにふうき」茶葉を100%使用。1本(PET350ml)あたり「メチル化カテキン」を17mg含んでいるというもの。
基本的には一日2本の飲用を薦めています。一日324円也(小売標準価格)
べにふうき緑茶中の茶葉1gにおおよそ14mgのメチル化カテキンが含まれていると言われます。
茶葉を煎じれば、成分の60%が抽出されるとされています。ということは一日一人当たりアレルギー性鼻炎の症状を改善するのに34mgのカテキンの摂取が必要ですから、4gの茶葉があればまかなえますよね。
50g1080円と計算すれば、一日分86.4円…
手軽さをとるか?お値段をとるか?はあなた次第
ただ「べにふうき緑茶」は医薬品ではありませんので、個人の体質、症状によって効き目(効果)に差があることをご理解いただきたいと思います。