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多発傾向にある・・・

クワシロカイガラムシの防除です。

クワシロカイガラムシは茶樹の枝に寄生するカイガラムシの一種で、埼玉県で年3回発生します。

多発すると茶の芽伸びが悪くなるだけでなく、枝や株が枯死する被害が発生し、お茶の収量に影響してきます。この虫は、近年、全国的に多発傾向にあり、埼玉県の茶園でも3年ほど前から多発生状態が続いています。多発が続く原因として、気象条件や栽培管理方法の変化、虫の薬剤感受性の低下、農薬の天敵への影響等、様々な要因が考えられますが、はっきりしていません。

この虫は茶樹の複雑に入り組んだ枝に寄生しているため薬剤が虫体に到達しにくいことと、防除適期が幼虫定着直後の数日間に限られるのですが、その適期の把握が難しいために難防除害虫となっています。

6.71

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