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品評会入札から学ぶこと

「第75回 全国茶品評会入札会」に行ってきました。

この「入札会」とは、各種品評会に出品された茶葉が一品一品「拝見盆」というお皿に盛られており、成績上位のものから順に並べてあります。

それらを茶商・小売業の方々が、取り扱いたい茶葉があれば「入札書」という紙に1Kgあたりの税抜き単価を書き入れて封筒の中に入れていくもので、一番高い値をつけた茶業者が購買権を持ちます。

 

それぞれの茶種の入札価格は明日発表となります。

ここに出品されたお茶は弊社のお店に並ぶことがありませんが、ここにいるだけで学びがあります。

お茶の良し悪しを見る事は勿論、自分の出品したお茶の課題点も見えてきます。
「外観」「香気」「水色」「滋味」を知識で覚えるのではなく、「五感」といわれる「視覚」「嗅覚」「触覚」「味覚」「聴覚」を最大限に利用し「感覚」で覚えていきます。

「表面的な部分を注意深く見る」だけではなく、栽培方法や製造方法といった「見えていない部分」まで見抜いていく「洞察力」が必要になります。

 

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