お店にお嫁さんの実家から送られたひな人形を飾りました。
7月に生まれた孫が、健やかで優しい女性に育つようにという願いを込められた「雛人形」です。
この雛人形は幼子の形代(かたしろ)として、災いを受けてくれるものですので、わが子に災いがふり掛かりませんように、また、美しく成長して良い結婚に恵まれるようにという思いも込められています。
木目込み人形の目は、細い毛筆で目を書き入れることから「書目(かきめ)」と呼ばれるものが多いのですが、この雛人形はガラス玉が入っている「入り目」となっており、木目込人形の柔らかさの中にはっきりとして可愛らしい目が生きています。