和紅茶や玉緑茶、釜炒り茶など野…
今日は八十八夜
八十八夜は、立春から数えて88日目をいいます。
昔から「夏も近づく八十八夜」や「八十八夜の別れ霜」などと言われ、八十八夜は霜のなくなる安定した気候の訪れる時期です。
春から夏へ移る境目の日として重要視されてきました。八十八夜からは新茶の摘み取りが行われます。
「夏も近づく八十八夜~♪…(中略)あれに見えるは茶摘じゃないか~♪」という唱歌にうたわれているように、この時期には茶摘が盛んになり、特に八十八夜の日に摘んだ茶の葉は珍重とされてきました。またこの日に摘まれたお茶を飲むと長生きするとも言われています。
しかし実際には、産地の温暖差や春先の冷え込み等によって茶摘みの時期は変わります。
お茶の歴史は1200年にもなりますが、昔はお茶は高級品とされており、庶民が飲めるようになったのは大正時代からだといわれています。私たちが普段お茶を飲めることは、生活が豊かになったことを象徴しているのかもしれません。
美味しい新茶を頂いて、今年一年無病息災である事をお祈りしたいと思います。