暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、暖かい日が続いていよいよ春整枝の時期となってきました。
整枝というのは翌年の一番茶を摘採機で刈り取る時、事前に枝を整えて、摘採時に新芽だけを刈取って古い茶葉が混じってこないように準備することで、必ずやっておかねばならない作業です。
春整枝の時期は推定萌芽期よりも50~60日前とし、狭山地方ではお彼岸あたりからスタートするのがセオリーとなっています。
「春整枝」では摘採期が少し遅れますが茶葉の厚みのある芽重型になると言われています。
これが狭山茶の深い味わいを醸し出しているのかもしれません。
今年も美味しい新茶ができるように頑張っていきます。