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おいしい狭山深蒸し茶 横田園 (製造)

4月22日以来の本格的な雨
乾いた茶園にはありがたいお湿りとなりました。
平成29年度新茶製造も中盤に入り骨休みの雨…と思われがちですが、揉まない時間があるからこそ、こんな作業をしています。
 
蒸熱工程が終わった茶葉は「粗揉(そじゅう)」という工程に入ります。
ここではこのあと揉みやすくするために一時間程熱風を送りながら水分を蒸発させます。
下の写真が粗揉機内部の葉ざらい手と揉り手です。
「葉ざらい手」は茶葉をキャッチして回転方向に葉を放り出すのが役割。放られた葉が落下してきたところでくわえこむように動くのが「揉り手」
「揉り手」は茶葉の内部にある水分を揉み出すはたらきをしています。
揉み出す力が大きければ、乾燥させる速度も速くなります。表面乾燥の速度と揉み出す速度を同じにするよう、バネ圧を調整します。
また「葉ざらい手」は茶葉が揉み手により込まれるタイミングを調整するはたらきをしています。
隙間の変更によって落ちる時間が変化し、お茶をより込む度合いが変わります。
 
中盤を迎え、チャの生葉も変化していきます。
それに合わせた機械のセッティングが、おいしいお茶づくりに結びつきます。
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