おいしい狭山深蒸し茶　横田園　（茶園管理　防霜）

チャの越冬した冬芽は、早春から成長し始めるにしたがって耐寒（凍）性が低下してきます。
萌芽2週間前時期で－5℃（葉温）、萌芽時期で－3℃、1～2葉開葉期で－2℃以下になると、それぞれ被害が発生すると言われています。
早出しを目的としたハウス栽培の茶園では間もなく「萌芽時期」を迎えます。
花冷えの続く毎日、ハウス内では「ランタン」を焚くことによりハウス内の温度低下を防ぎます。
このランタンはフュアーハンドと呼ばれるもので、 芯が装着されたタンク上部のバーナー（チャンバー）に取り込まれた空気が炎の熱により暖められます。
この暖かい空気により、真冬並みの寒さによる「凍霜害」を防ぎます。