整枝作業が終了すると、新茶が待ち遠しいばかりですが、この時期の萌芽期前後から摘採期までの低温によって起こる被害を凍霜害といいます。
これを回避するための方法として「防霜ファン」があります。
霜の降りる時に気温の逆転現象が起こることを利用した方法で、地上の暖かい空気を下方向へ送ることで霜の被害を防ぎます。
試運転では正常に動いていても、実際に稼働しているかの確認が必要です。
降霜の見られる時間に設定温度でファンが稼働しているか、回転や首振りが正常か、電気配線に損傷がないか、漏電等していないか点検します。